地方国立大学から北海道大学大学院へ

志望動機

高専生の時に研究していた分野の研究をまたやりたいと思った。土木系の中でも地盤工学、その中でも高専時代の卒業研究でやっていた凍った土(凍土、積雪寒冷地ならでは)に関する研究や交通地盤工学(鉄道の地盤、道路舗装の路盤路床)に関連した研究をやりたいと思った。

また、大学でやっていた研究に面白味を感じなかった。修士で本気で研究やるのであれば、少しでも興味のあること、将来的に実用化が期待されるような研究をやりたいと思った。

生まれ故郷が北海道大学に近く、実家から通うことができ、経済的な負担や家事等の負担が減ることも志望理由である。

さらに、人間関係含む新しい関わりを求めていた。北海道でもまだ行ったことがないところがあったので、拠点を移して残りの学生生活で回り切りたいと思った。セイコーマートが恋しかった。。。笑

試験内容

専門0(数学,物理,化学)

専門1(専門科目)

英語はTOEIC等の外部機関が行う試験の結果

入試2日目に口頭試問&面接(事前に提出した履歴書および志望理由書に基づく)

いつからどんな準備をしたか

まず、高専の卒業研究でお世話になった先生に相談し、先生の助言をもとに研究室訪問をするか否かを判断した。入試の半年前に研究室訪問を行った(とても厳しい研究室だということを確認、下馬評通り)。

入試の3ヶ月半前から専門科目の勉強を始めた(1日3時間くらい)。

入試の2ヶ月半前から一般科目の勉強を始めた(1日4時間くらい)。

入試の1ヶ月前から院試の過去問を分析。おおよその出題傾向を掴んだ。

面接練習はほとんどしていない。

大学院入試で気を付けるべきこと

知っている人に話しかけられて集中力が途切れる懸念があるため、大学の図書館では勉強しない方が良い。

公共の図書館をなるべく使用(開館時間ぴったりに行く,交通費は惜しまない)。

他大学の院に行くことをむやみやたらに言わない(学歴ロンダリングと揶揄される恐れがある)。

食後の眠気を最小限にするために、昼休憩時に食べ過ぎない。また、ずっと座り続けない(1時間に1回、立ち上がったりする)。

大学院入試に伴い、1人の時間が増えるので友達との付き合いが悪くなる可能性が大きい。

初対面の人(内部入学の学生)とも仲良くやっていける自信はあるか、研究関連で情報共有をし合える関係までもっていけるかなど、新しい環境でやっていく覚悟が必要。

また、ブラックな研究室でもやっていけるかどうか慎重に判断した方がいい。実際に毎年だれかしら鬱病になる学生がいるくらいであり、メンタル的にやっていけるのか,モチベ保てるかなどを判断したうえで入試を受ける。

大学院を変更することのメリットデメリット

メリット - 学歴を気にするならメリットである。 - 人間関係(学校・研究室)がほぼリセットされるため、1から関係を構築できる。 - 人間関係を構築できたら、人脈が広がり、新たな知識を蓄える機会が必然的に増える。 - ガクチカなど、就活の時に話せるエピソードになる。 - 高専出身は重宝されがちである。

デメリット - 高専生だから頭いいんでしょっていうアンコンシャスバイアスはつきものであり、意外とプレッシャーでストレスになる。 - 授業は全部英語など比較的難易度が高いため、単位取得など研究以外にも覚悟が必要である。

何校受けて何校受かったか

2校受けて2校合格 第一志望と滑り止めに受かった。

他大学院を目指している人に向けて

私は勉強で疲労が蓄積したら、よくサウナに入ってととのえてました(現在も継続)。笑

自分なりのストレス解消、リラックス方法を確立してください。疲労をため過ぎないことも意外と重要だと思います。

大学編入⇒他大学院