金沢大学

編入試験と対策

機械工学類は推薦試験しかない。内容は面接+筆記問題であり筆記の方は数学と物理の基礎的な問題を面接官の先生たちの前でホワイトボードに問題を黙々と解いていく形式だった。

試験に向けては、推薦がもらえるように高専で成績上位をキープすることおよび各教科の基礎をしっかり押さえておくことを重視した(かなり昔に受験したことのある高専の先生曰く専門教科の基礎門が出ていたこともあるそうなので、突然傾向が変わることもあるかもしれない)。

大学の雰囲気・特徴

雰囲気としては、理工学部と文系キャンパスが大きく離れているため理系キャンパスにいる限り男女比等は高専とあまり変わらないと思う。

立地に関しては山の上にあるため車や原付があると楽になる。金沢駅からだとバスでおよそ30分かかる。気候は雨が多く湿度が高めであり対策をしないとカビが生えやすい。また冬の降雪量が非常に多いときもある。

単位認定に関して一般科目は基本的に認定されるが専門科目はほぼ全て試験を受け直し、その成績で認定されることになるため3年生の前期は5月から毎週1科目以上試験があるハードスケジュールになる。

院試についてはGPAとGPTを鑑みた際の成績上位者が筆記試験を免除され、面接だけで通過できる。この際、単位認定試験の科目が大きなウェイトを占めるため、そこを頑張れば院試免除に大きく近づけるというメリットもある(一応、単位認定試験で成績が振るわなくても、他の人より多数の講義を受講し良い成績を納めることでGPAとGPTを高めることも可能)。

また、研究室配属はこの成績上位者から順に優先配属権を得られるが、院試免除は1指導教員につき1人までとなる(仮に、指導教員が1人しかいない研究室に成績1位と2位が配属を希望した場合、2位は配属が叶っても院試免除がされず大学院に進学するためには普通に筆記試験を受ける必要がある)。

編入して良かったことと悪かったこと

留学生がやや多く、様々な海外研修プログラム(タイなど)があった。海外研修は給付型の支援金もあるため(それなりの成績があれば)気軽に参加可能であり、英語の勉強等に有用だった。

大学編入