地方国立大学院から三菱電機

志望動機

自分の志望しているB to Cのメーカーで、かつグローバルに活躍できる環境があったため。

一般or推薦

推薦(ただし推薦が取得できるのは配属リクルーター成立後)

試験内容

  • SPI

  • 配属リクルーター面接

  • 最終面接

いつからどんな準備をしたか

夏、冬のインターンに申し込んだ(夏は合格した)。

個別テーマのインターンなので、SPIプラス面接があった。

夏のインターンの申し込み締め切りは4月頃なため、早い段階で色々準備を進める必要があった。

インターンに申し込んだあたりから既に三菱電機に就職したOBの人とかなり密に連絡を取り合った。そこで会社の雰囲気や今後の就活のフローを相談した。

配属リクルーター制度について

たぶん三菱電機特有の制度。三菱電機以外を志望する人は読み飛ばしてOK。

三菱電機は作っているものの幅が広いので、各製作所ごとに採用枠を設け、それぞれの製作所を希望する人とマッチングを行う。 各製作所で作っているものが違うので自分が作りたいもの、場所、などで絞り込んで受ける必要がある。

第一希望の製作所に落ちたら別の製作所を志望することも可能。 志望した製作所とのマッチングが成立すれば次は最終面接になるが、これはほぼ全員合格する。

この制度を利用する場合、マッチングが成立した人は全員推薦を取得することになるので学校ごとの推薦枠数の制限などはないようだった。

面接の雰囲気と難しかった質問

配属リクルーターの面接は個人面接で面接官が6、7人ほどいた。

自分の研究紹介があり、自分の研究についてパワポ4枚程度にまとめて提出及び面接時に発表を行った(5分程度)。

研究の内容についての質問はいくつかあったが、それほど専門性の高い質問はなかった(25分程度)。

最終面接も個人面接で面接官は2人だった。

全体的に和やかな感じで自分としてもリラックスして質疑を行なっていたが、いくつか解答に対して追求してくるような場面もあった(25分程度)。

ex.自分の欠点は? → 具体例は? → 対策は? → なぜそのように考えているのか?

高専卒でなく修士課程(大学院)修了で就職することのメリットデメリット

メリットは大学でどういう研究室に配属されるかによるが(ゆるーい研究室もあれば厳しい研究室もある)、専門性を高めたり論理的な思考を身につけるチャンスはあると思う。また、海外留学や長期インターンシップなど、面白い経験をすることができる。

これらは全て履歴書に書くことができるので就職時に大きなアドになる。

デメリットは、修論や日々の研究、ゼミが大変であること(これも研究室によるが)。

「就職は決まっているが、修論が完成しない」という人も毎年一定数いる(大体の場合は内定取り消しとなる)。

自分は大学で何がしたいか、という部分が希薄だと後で苦労する。

就職の際も面接でなぜ大学に進んだか聞かれることがあるし、なんとなくで4年間過ごすぐらいなら高専で就職したほうが有意義。

収入面も月収で言えば大学卒、院卒の方が高いが、その分高専卒は長く働いているため、その間に昇給したりすることも考えると、生涯年収的にはマイナスとなる場合もありそう(ちゃんと計算したことないけど)。

何社受けて内定は何社か

3社受けて1社内定(2社途中辞退)

高専生や編入組に向けて一言

個人的には高専で就職するのも全然ありだと思う。僕の高専卒の友達は、僕が修士2年になる頃にはベンツを買っていた(そのぐらいの経済格差が生まれる)。

ただ、大学では大学でしか経験できないような事ができるチャンスがいっぱいあるのでそれを活かせる人には有意義なものになると思う。

あと、フェアな就活など存在しないので、就職するならより早く、より多くの情報を集めるよう心がけた方がいい。

大学編入⇒大学院修了⇒就職